地域の環境と健康を守って
県の科学的、技術的中核機関として調査研究や試験検査を行っています
石川県保健環境センターでは、本県の良好な環境を維持するとともに県民の安全と安心を確保するため、大気汚染や水質汚濁の状況を常時監視するほか、志賀原子力発電所周辺地域における環境放射線の測定を行っています。
更に、化学物質による環境汚染の実態の把握、河北潟など閉鎖性水域の水質改善に向けた調査研究等を行っています。
なお、これらの結果については、県のホームページに掲載する他、各種学会への発表などにより県民の皆様に幅広く情報提供しています。
また、ウイルスや細菌による感染症や食中毒、食品に関する試験検査など、保健衛生に関する業務も行っています。
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モニタリングカーいろいろな場所に出向いて環境中の放射線を測定することができます
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土壌採取県内の土壌汚染について調べるため土を採取して検査します。
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ガスクロマトグラフ質量分析計微量のダイオキシン類(1ピコグラム程度)が測定できます。
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エアサンプラー大気中に含まれる粒子状の物質をフィルターを通して採取します。
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環境教育環境放射線の測定体験など子供でも参加できる講座も行っています。
ネコロジー博士のQ&A
河北潟の水の汚れはどれくらい?
水の汚れは、水中の有機物による汚れ具合を測ったCODという指標で表します。
河北潟のCODは、ピーク時の平成6年には1リットルあたり8.9ミリグラムでしたが、水質改善に向けた取組により徐々に改善し、現在(R2年度)は5ミリグラムまで改善しています。
現在の河北潟の水の汚れを身近なものに例えると、「家庭用風呂の浴槽(300リットル)1杯分の水」に「醤油小さじ2杯」を薄めた程度です。
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