防災機能を備えたSDGs推進型メタン発酵システム
雑草をメタンガス(≒都市ガス)に変換するメタン発酵装置
これまでに無い災害対応機能を備えた資源循環システム(=牛の胃の微生物の活用により雑草や農業残さを発酵し,メタンと電気を生産するシステム)を提供する。例えば,道の駅・産直市場に本システムを設置した場合,農家に農作物と一緒に農業残さを持ち込んでもらう。これを発酵させ,メタン(≒都市ガス)を生産。メタンは道の駅の調理用ガスや電気として利用し,光熱費削減に寄与。災害時には,炊き出しやスマホの充電に活用し,地域住民に寄与。発酵残さは肥料として,出入りの農家へ無償還元。すなわち,廃棄,輸送,処理,処理後の各段階において,事業者にも農家にも地域住民にも環境にも利点がある画期的なSDGs推進システムである。
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雑草から作ったメタンガスで,料理もできます!
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雑草から作ったメタンガスで発電し,スマホを充電できました!
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使用済み発酵液は肥料に。県立大ではビールホップを栽培しました
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メタン発酵装置を道の駅で実用化したイメージ図
雑草で発電?驚きの研究に秘められた思い
北陸朝日放送2021.11.11放送
ネコロジー博士のQ&A
雑草から電気をつくれるってホント?
牛のおなかにすむ微生物をつかって,雑草を溶かすことができるんだ。
その溶けた雑草を,メタン発酵菌に食べてもらうと,メタンガスをつくることができるんだ。このメタンガスは,都市ガスの主成分なので,調理用のガスとしても使えるし,発電機にメタンガスを注入して電気をつくることもできるんだ。この仕組みを使うことで,もし停電になっとしても,雑草を集めてこれば,電気を起こすことができるよ。
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ちに
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石川県立大学 (馬場研究室)
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