エネルギーを使わない天然乾燥の木で作る健康住宅
空気清浄効果の高い、天然乾燥のヒノキを使ったリビング
住宅用の木材を乾燥させる際、多くはボイラーを熱源とする人工乾燥に頼っていますが、私たちは昔ながらの天然乾燥を行っています。
その理由は、自然の木が持っている素晴らしい「香り」を残したいからです。
木の香りはフィトンチッドとも呼ばれ、防虫・防腐・脱臭・抗菌効果があります。
自然の森には多くの動物の死骸や排泄物があるはずですが、それらを全く感じさせないのは「木の香り」(フィトンチッド)が優れた消臭・脱臭効果を持ち、空気を浄化する作用があるからです。
私たちは自然の木が持つ空気清浄作用を活用しながら、「自然と共生する住環境」を作り続けます。
構造材に使うヒノキは3年以上乾燥させてから加工します。
毎日ヒノキの香りに包まれる、ヒノキのリビング
昔ながらのヒノキの丸太梁。
料理が楽しくなるヒノキのキッチン
古い倉庫を解体した古材を使い、若手大工で組み直した伝承棟
ネコロジー博士のQ&A
世界で一番古い木造の建物は?
奈良の法隆寺です。
ユネスコ世界遺産にも登録されたのでご存知の方も多いでしょう。現存する法隆寺は670年~700年頃に建造されたと推定されております。使われている樹種は耐久性の高い国産のヒノキです。日本は高温多湿でシロアリの食害もあり木材にとって本当に厳しい環境ですが、先人の知恵と現代まで続く匠の技術のおかげで1300年以上もその姿を保っているのです。
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